相場。

スニーカーの相場。

もちろん定価が基本ですが、限定商法、数の多い少ない、需要と供給のバランスが取れていない、国内正規未発売など、様々な要因で値段が高くなったりやすくなったり。

この相場、多くの場合は日本国内であっても、海外であってもそこまで変わりないものですが、中には国内と海外で、相場が全く違うものが存在します。

例えば最近リリースされまくりのNIKE AIR MORE UPTEMPO（通称モアテン）も、そんなモデルの一つです。

理由はよく分かりませんが、なぜがこのモデルはどのカラーも日本を含めアジア圏でのみ人気があります。

私も好きなんですが、90年代を代表するナイキのバッシュの一足だと思ってます。

発売されるたびに国内では即完売、アフターマーケットでは定価の倍以上で取引されることもあります。

ところがこれ、海外に目を向けると、USやEU圏では、普通に買えることが多く、中にはクリアランスまで残っていることもあります。

限定販売しているわけではないと思われますが、国内での需要と供給のバランスが取れていないのが原因だと思いますが、モアテン好きな私としてはむしろなぜ海外でそこまで人気がないのか、そっちの方が不思議ですが笑

ただ、エリアごとに独自のスニーカー文化が定着して来ているという意味ではかなり面白いと思います(^^)

モアテンの思い出。

今年大ブレイクしたナイキの名作、

AIR MORE UPTEMPO

オリジナルは1996年リリースで、当時高1だった私は、まだバスケ部だったこともあり、一時期この黒白を履いてました。

履き始めて2、3回目だったでしょうか。

シューレースに使われていたこの、

プラスチックのレースホールが折れました…。

気分はPIPPENだった私はかなりショックでした。

当時並行輸入店で買うのが普通だったのもあり、この不良を訴えるすべもなく…

どうしたか。

この部分に穴を開けて紐を通してしばらく履きました。

が、何事も格好から入る私は、このあとあまり履かなくなり、結局10回ほど履いて、それっきりでした。

今年出たものはそんなことは無いと思いたいところですが、今回は海外の正規店より購入したので、もしこんなことになっても文句を言いにくい…

苦い思い出がトラウマになり、そおっと紐を締めるのでした…。

徹底比較。〜モアテン編

久々の徹底比較。

今回は、今年生誕20周年を迎えた、

NIKE AIR MFRE UPTEMPO “ATLANTA OLYMPIC”

です。

エアモアとか、モアテンとかいろいろ言われますが、最近はモアテンが幅を利かせていますので、モアテンでいきます。

このカラーは五輪USAカラーで、アトランタ五輪の時にNBA史上最高の右腕、スコッティ・ピペンが着用(チャールズ・バークレーも履いてました)していたので、ヒールに彼の背番号8が刺繍されています。

最近は夏季五輪のたびに復刻されていますが、特にアジア圏で猛烈な人気を博しています。

見た目のボリュームに反し、通気性に優れ、軽く、最近のない気にしては珍しく、オリジナルよりも値段が安いので、私も気に入っています。

今回は左が2016年製、右が2012年製となっております。

オリジナル当時黒を履いてましたが、もちろんもう履けない状態で処分してしまったのでf^_^;)

シルエットやカラーはほぼ同じだと思います。

正直、手にとって比べるまでは全く同じ仕様で作られた、『復刻』と言うより『再販』をイメージしてたんですが、やはり少し違う点がありました。

私が見つけたのはこの3箇所です。

まずアウトソールのエアウインドウの色が違います。

'16年製はゴールド、'12年製は(ちょっと黄ばんできてますが)クリアです。

次にヒールの刺繍。

'16年製はマットゴールド？で刺繍も綺麗ですが、'12年製はピカピカゴールドで刺繍も粗めです。

これもヒールのパーツですが、'12年製は切れ目がありますが、'16年製はありません。

この切れ目、気になっていたので改善してくれてよかったです(^^)

その他は気づきませんでしたが、もしかしたら他にもあるのかもしれません。

ここが違うよ！って思われた方、ぜひご連絡ください(^^)

［補足］

FBグループの方にオリジナルの画像使用の許可を頂きましたので掲載いたします。

'16年製と'12年製で違う点の画像ですが、刺繍のされ方、切れ目、アウトソールのエアウインドウの色はやはり'12年製の方がオリジナルの仕様に近いようです。

Kさん、ありがとうございます！